シュタイコは耐久性に優れている上に、化学物質を含んだ成分は一切使用していません。
断熱材の役割を終えたら「土に還る」成分のみでつくられています。
建築廃材は日本でも産業廃棄物の約半数を占め燃やすこともできず課題になり続けていますが、シュタイコなら将来にわたって地球環境に大きな負荷をかけることはありません。
また、2019年のサスティナビリティ・レポートでは、シュタイコが生産されて木繊維断熱材になることで、製造中に排出されるCO2の約2倍を貯蔵することを発表しています(この2倍という数字は、断熱材の使用によるCO2削減は含んでいません)。
断熱材に限らず、20世紀に登場した石油化学系を主成分とした「新建材」は、製造時のみならず廃棄時にも大量のエネルギーを消費します。木繊維断熱材は、石油化学系の断熱材なら地球に放出されてしまったかもしれないCO2を放出しないだけでなく、CO2を貯め込むことができる唯一の断熱材として、間接的に地球温暖化を遅らせることに貢献しています。