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吹き込み断熱材

シュタイコゼルは、充填断熱として利用できる吹き込みタイプの木繊維断熱材です。比熱容量2,100J/(kg・K)で、密度が50kg/㎥の蓄熱性が高い断熱材を吹き込むことで隙間なく施工できるのが特徴です。さらに、木繊維で使われている針葉樹の長い繊維が強い反発力を生み、沈下を防ぎやすい仕組みになっています。ですので、従来の吹き込み断熱材と比べて将来的な沈下による断熱欠損、そしてそれによる壁体内や構造のトラブルを未然に防ぐことにつながります。

サイズ
(長さ/高さ/奥行き)
W800×H350×D400(㎜)、重さ15kg
吹き込み比重 施工部位により35~50kg/m³を推奨、約3m²/袋(厚さ100mmの場合)
熱伝導率 0.036W/(m・K) [JIS 1412-2:1999準拠]
透湿率 103ng/(m・s・Pa)
比熱容量 2100J/(kg·K)
推奨吹き込み密度 使用部位により35〜50kg/㎥
成分 木繊維(トウヒ)、硫酸アンモニウム(難燃剤)、ホウ酸(防蟻剤) [EU規制の対象となる物質は含みません]

シュタイコゼルは、吹き込み断熱という特性を活かして、様々な箇所に利用することができる優れた断熱材です。壁や屋根の吹き込み充填断熱や、コストを抑える天井への吹き積もらせ断熱なども可能です。

筋交や面材の種別を問わずに高い気密性を実現することができるのが特徴です。さらに、断熱材を重ねて充填して断熱材の厚みを出す場合と吹き込みで厚みを出す場合を比較すると、人工を抑えてコスパ良く施工できる点が吹き込み断熱のメリットと言えます。

大工不足になる中、その手間を取らずに施工できる点は大きなメリット。また吹き込み断熱は、形状を問わず断熱材の厚みを出しやすいのも特徴です。

高温蒸気での繊維化により高い復元性(反発力のある長い繊維)を持った木繊維を実現。復元性が高く、多湿環境に適応し、沈下を防ぐことができます。

面材・筋交を問わず、隙間なく気密性を高めた施工が可能となります。これから高性能住宅で数値を高めていきたいという方にもおすすめです。

火災時は炭化層ができて延焼を防ぎます。従来の断熱材のように焼き切れる・溶けて垂れるのとは対照的に形状を維持して避難時間を確保できます。

蒸気透過性を持っているため、室内外から壁内に侵入した湿気を安全に管理し、湿気による劣化から構造材を保護します。

高気密高断熱の家では反響音が不快となる事例があります。木繊維断熱は吸音性に優れるため反響音を抑制し、聴覚に優しい波長の音のみを残します。

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