heat

Heat storage

⽊繊維断熱材STEICOは、⽐熱容量の⼤きさから⾼い蓄熱性を持っています。熱伝導率が冬の寒さ対策として重要なように、⽐熱容量による熱の遅延(位相差)は、冬の対策のみならず夏の暑さ対策として⾮常に効果的です。2100J/(kg·K)という⽐熱容量は、熱の侵⼊を減少させより快適な室内環境を実現します。

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Merit 01

⽊繊維断熱材STEICOが夏の断熱と呼ばれる所以は、夏にも冬にもその断熱効果と蓄熱効果が発揮されるからです。熱伝導率はその他断熱材と⼤差はありませんが、⽐熱容量が群を抜いて⼤きいのが特徴です。

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屋根で⽐熱容量と熱の遅延を考えることは、建物を断熱する上で特に重要な要素となります。屋根は、⾯積の割合が⼤きいため⻑時間にわたって太陽熱の影響を受けやすく、真夏の表⾯温度は80度以上の⾼温になり、屋根裏の室温を上昇させます。

屋根材の⽐熱容量は、⾮常に⼩さなものがほとんどなので、⽐熱容量の⼤きい⽊繊維断熱材シュタイコを屋根断熱に使⽤することが効果的です。夏の⽇射は屋根を11時間以上も⾼温な状態にするので、屋根の断熱は11時間以上の熱の遅延を⽬指すべきです。そして、⽊繊維断熱材シュタイコはその条件を満たしています。

設備に頼りすぎないエコハウスを実現するには、夏の冷房負荷を可能な限り効率的なものにすることと⽇射遮蔽をすること、そして冬の⽇射熱利⽤と暖房の効果を最⼤限引き出すことと、体感温度を快適にする壁温度(放射)が重要です。また、⾼気密⾼断熱住宅にありがちなオーバーヒートを防ぐことも⼤切です。

夏は35℃を越え、夜でも25℃を下回らない厳しい環境でも、木繊維断熱材STEICOの熱の遅延特性があれば、一度室内を冷やせばオーバーヒートすることなく低い冷房負荷で室内を快適にすることができます。

冬においても蓄熱効果が高い木繊維断熱材STEICOを利用することで、窓辺のオーバーヒートを抑えつつ、壁に蓄熱した熱を冬の夜にもたらすことで暖房負荷を減らすことができるため省エネ効果を得られるのです。

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