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充填断熱材

シュタイコフレックス038は密度と比熱容量が高い充填タイプの木繊維断熱材です。この商品は、汎用性の高いサイズであるため、ほとんどの壁面にそのまま使用することができます。間柱間のサイズより5〜10mm大きめにカットしたものを軽い力で押し込むだけで隙間なく施工することができます。また、木繊維で使われている針葉樹の長い繊維が強い反発力を生み、沈下を防ぎやすい仕組みになっています。

サイズ
(長さ/高さ/奥行き)
①1,220×390×100(㎜) [密度50kg/㎥]
②1,220×430×100(㎜) [密度50kg/㎥]
熱伝導率 0.038W/(m・K) [JIS 1412-2:1999準拠]
透湿率 103ng/(m・s・Pa)
比熱容量 2100J/(kg·K)
成分 木繊維(トウヒ)、ポリオレフィン繊維、硫酸アンモニウム(難燃剤)
ホウ酸(防蟻剤) [EU規制の対象となる物質は含みません]

簡単に充填できる施工性の良さが特徴です。実寸よりも10mmほど大きくカットして押し込むように施工します。押し込みながら施工+木繊維の特性から沈下を防げるという点も安心材料と言えます。また、隙間ができた際も端材をカットして押し込むだけで隙間をなくせるため、気密性を重視する家づくりにも適しています。

充填断熱で比熱容量が高い断熱材は木繊維断熱のみです。施工性の高さを活かしつつ、室内の断熱性を高めたい方におすすめの断熱材です。

冬の体感温度は、壁の表面温度が重要です。室内で温められた空気を壁が蓄熱し、壁の表面温度を高めて安定した快適室温・体感温度を実現します。

筋交や干渉する部材により、断熱材をカットして施工する必要性が出た際に、気密を取りながら隙間なく施工することが容易にできます。

火災時は炭化層ができて延焼を防ぎます。従来の断熱材のように焼き切れる・溶けて垂れるのとは対照的に形状を維持して避難時間を確保できます。

蒸気透過性を持っているため、室内外から壁内に侵入した湿気を安全に管理し、湿気による劣化から構造材を保護します。

高気密高断熱の家では反響音が不快となる事例があります。木繊維断熱は吸音性に優れるため反響音を抑制し、聴覚に優しい波長の音のみを残します。

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